利下げ週間
今週の重要イベント「利下げ週間」2月2日(月)-2月6日(金)「今週の戦略」
今週の私の戦略「先週同様にドル円の押し目買い」
予想レンジ(ドル円88-93、ユーロ円113-118)
1.今週のマーケット「2月先ずは利下げ週間から」
どこの国も悪い経済指標、どこの国も金利を下げるので米ドルだけが下がるわけではない。ドルは昨年3月のベアスターズ買収から20%上昇している。その点株は悪いニュースに素直で売られている。日本が買われているわけではない。日本の株価下落率は世界でも大きい。
さて今月もまた行事が多い。短期ディーラーにとって申し分なし。もちろん何も材料がなくともNY市場では株とともに為替相場は大きく右往左往する。為替は株と違って右往左往が特徴なのでこまめにとっていくのが収益向上のカギだろう。
2月1週は金利週間で豪中銀(RBA)、英国中銀(BOE)、ECB、南ア中銀(SARB)が政策金利を決定する。米国は雇用統計。
2週はドイツとユーロ圏の4QGDP、週末にはローマG-7がある。為替が議論されるがドル高の通貨とドル安の通貨があるのがやっかいだ。3週は二桁マイナスが予想される日本の4QGDPとそれにどう対応するのか日銀。4週は恒例の日本の月末指標などがある。為替はいつも連戦連戦、エンドレス。
「注目指標」
2(月)米 個人所得支出、PCEデフレーター、ISM製造業指数、建設支出
3(火)豪 貿易収支、政策金利発表、ユーロ圏PPI、米 中古住宅販売保留
4(水)豪 AIGサービス業指数、英 ネーションワイド消費者信頼感指数、豪 小売売上、住宅建設許可、ユーロ圏 小売売上、米 ADP雇用者数、レイオフ調査、製造業受注、ISM非製造業景況指数
5(木)スイス CPI、独 製造業受注、BOE,ECB政策金利、南ア政策金利、加 住宅建設許可、IVEY 購買部協会指数米 新規失業保険申請、製造業受注
6(金)日 景気動向指数、スイス 失業率、英 鉱工業生産、加 雇用統計、米 雇用統計
2.高金利特集「しぶといドル円」
月足では昨年4月からの5ヶ月連続陽線の後、9月から反転5ヶ月連続陰線で1月は終えた。上がるときも下がるときもあり。
週足では1月21日週の陰線ながらも下ヒゲの買い圧力で上昇して陽線となった。春節はドル上昇とシンガポーリアンの女性エコノミストはいつも言っているがそのジンクスは生きていた。
さて日足だが1月21日の87.06からの45度の上昇線にのっている。ドル下げドル下げと言われている中、しぶとい。もちろんドルは総合的には頗るつよく、昨年の3月のベアスターンズ買収からは20%上昇している。
ここを下にブレイクする時は気をつけたいが相変わらず下押しするとっや長めの下ヒゲを残して上昇している。5日移動平均線は上向き、21日線は横ばい。以前、一目均衡表の雲の下限は近い。90.70あたり。今週金曜日あたりに雲が切れ上がるのでそれにフォローできるかも注目したい。ボリンジャーバンドでは87.70-93.00のほぼ半ばの90円絡み。
3.為替と野球「利益あってこそのリパトリ」
例年2月、3月はドル円が下がりやすいといってきた。ただ、今はドル円と他の通貨の対ドル相場でマチマチの動きでなので単純にも語れない。
過去15年では2月が15年中、10年、3月が年中9年ドル円が下がっている。これくらいの確率を出す日々のチャートは多くあるので、この月別の確率は頭の片隅程度におく程度でいいだろう。円が買われやすいのは日本企業の海外拠点が利益を日本に送金してくるからだが、今年のようになかなか利益が上がらない、いや赤字の会社が多いのでは送金する外貨もないので例年ほど円買いが起こらない気もする。



