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オバマ大統領就任、日銀政策会合

今週の重要イベント「オバマ大統領就任、日銀政策会合」1月19日(月)-1月23日(金)「今週の戦略」

今週の私の戦略「ドル円は一目の雲目指すか」
予想レンジ(ドル円88-93、ユーロ円118-123)

1.今週のマーケット「オバマ政権の布陣は強力」

 先週は多くの通貨ペアがボリンジャーバンドの上限、下限で反転した。いつもこんなに素直に反応するわけではないが上限下限でローソク足が反転したり、反転しなくとも長いヒゲが出たときは流れの逆張りもいいだろう。ボリンジャーバンドの上限下限を抜いていくこともあるが行き過ぎ感もあるので余りついていかないようにしている。

 先週はECBが予想通り0.5%の利下げを行った。その後ユーロは反発した。最近は指標織り込み期間に予想通りの方向へ相場が推移し、指標表後は反転する。80年、90年ではポンドが金利を上げる度に下げていたことを思い出す。織り込みと発表後でメリハリをつけたい。

さていよいよオバマ大統領誕生である。昨年7月米下院本会議は、米国が過去に行った奴隷制と人種隔離政策について、黒人に謝罪する決議を初めて採択したばかり。「I have a dream」の黒人解放運動のキング牧師誕生記念日の翌日就任する。何かが起きることを期待したい。

これまで政府の数多くある対策も株価を押し上げることはなかったが切れずにやれば必ず回復してくるだろう。米国政府の09年GDP見通しは+0.6%で議会予算局の-2.2%ととは大きく異なり強気だ。2010年、2011年はなんと5%達成の見通しだ(議会予算局は2010年は1.5%)。
楽観的で強気だがそれが米国の良さかもしれない。またオバマ政権にはガイトナー財務次官という若手大物やサマーズ国家経済会議委員長、ボルカー経済回復諮問会議長のようなベテランやシャピロSEC次期委員長、ローマー経済諮問委員長などの重鎮も存在し充実している。

 日本は日銀政策決定会合がある。すでにさくらリポートでは全地域の景気悪化を発表し、最強の名古屋も急速に下降となっている。日銀に打つ手はあるのだろうか。大胆さが欲しいが日銀は政府財務省とは小泉内閣の時ほど協調していない気がする。

 また日本の12月貿易統計の発表があるが次第に赤字が定着してきている。年間では貿易黒字は昨年の8兆円から2兆円へ縮小する見込み。

中国は2008年は26兆円の黒字であるので日本の13倍にもなってきた。

さらには4QGDPの先陣を切って英国が発表する(予想は前期比ー1.2%)。 
 

「注目指標」


19(月)NZ休場、米国休場 香港失業率 ユーロ圏建設支出
20(火)NZ4QCPI、日 第3次産業活動指数、消費者態度指数、スイス 小売売上、英 CPI、小売売上、独&ユーロ圏 CPI、カナダ中銀政策金利
21(水)NZ 小売売上、豪 4Q PPI、独 PPI、英 BOE議事録、雇用統計、マネーサプライ、南ア 小売売上、加 卸売売上、米 NAHB住宅市場指数
22(木)日銀 政策金利、貿易統計、香港 CPI、ECB 月例報告、加 景気先行指数、米 失業保険、住宅着工、建設許可、住宅価格指数
23(金)日 全産業活動指数、金融経済月報、英 4Q GDP速報、小売売上、加 CPI


2.高金利特集「NZ急落に歯止め、次の焦点は政策金利決定会合」

1月29日のNZ中銀金融政策決定会合ではANZの0.75%利下げで4.25%とする予想が出始めていた。今週後半あたりからNZドルに注目が集まってやや売られる見方はあった。それが1月13日に急転しNZドルは0.57台から0.52台へ3日で急落した。先ずは景況感指数が-19から-63へ大幅低下したこと。続いてS&Pが最上級格付けのAAAのニュージーランドの格付けの見通しを安定的からネガティブに引き下げたことがある。さらにはイングリッシュ財務相が景気に悲観的な見方、失業率の急騰の見込みを示したために続落した。

 ただチャートにおいては13日の前の12日に12月5日からの上昇ラインを下抜けていたので一連の上記ニュースが出る前にチャートが下落を示唆していたのである。11月住宅建設許可は+4.3%で前月の-21.9%より大きく改善したが、この数字は大きくブレるものなので特に反応はなかった。
  
ただ1月15日に今週のNZ下落に漸く歯止めがかかった。NZドルドルは陰線なるも長い下ヒゲを、NZ円は寄り引き同時でこれも長い下ヒゲを残し反発した。ボリンジャーバンドでも下限からの陽線を出していずれも買い圧力を示した。

1月29日の政策金利決定の前に今週は4QCPIや小売売上の発表がある。上記ANZなども含めて0.5%から0.75%程度の利下げが予想されている。
 
3.為替と野球「南ア=ドルランドかろうじて1ドル10ランド以下で終わる」

南アランドは昨年末から強含み推移していたが1月6日のイタリアミラノ債スキャンダルでユーロが下落したのに連れドル高ランド安となった。さらにはインドのソフトウェア会社サティアムの詐欺事件でインド株急落を受けて新興国通貨のひとつとして下落した。

これで11月の1ドル11ランドからのドル安ランド高のトレンドは一服。今後は1ドル10ランドや一目の雲入りとなるかがポイント。先週はかろうじて1ドル10ランド以下のを目指す展開にもなっている。

 さて次の南ア中銀政策金利決定会合は2月12日である。それまでに小売売上、PPI、CPIの発表があるので、それを見ながら0.5%利下げかそれ以上かを判断したい。4月の選挙も近づいてきたことから政府与党としては金融緩和を継続して欲しいところだろう。

 さてその選挙だがまだ正式日程は公表されていない。前回の勢力図は以下のとおり。
下院議員数=400議席ANC=279議席、DA(Democratic Alliance)50議席、IFP(Inkatha 自由党)28議席これにANCから分裂したCOPE国民会議が参加するのでANCは過半数は獲得するであろうが3分の2の安定政権とはならない見込みである


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