今週の重要イベント「3QNZGDP、米国3QGDP、日本の雇用統計」12月22日(月)-12月26日(金)「今週の戦略」
今週の私の戦略「日銀はやるべきことをやった、政府の介入は?」
予想レンジ(ドル円88-93、ユーロ円122-127)
1.今週のマーケット「世界経済減速の前に日本独自の問題あり」
日本は1985年のプラザ合意の声明で内需を拡大せよとの課題を頂いたが、達成することなく常に外需頼みできた。少子高齢化では内需が活発にはならない。中国のように一人っ子政策をとれとも言われていないが子供は少ない。一人っ子同士が結婚すると親の家を受け継いでも家が余ってしまう。高齢化していく老人のご飯1杯を10杯にしろということも出来ない。従って外需頼みとなるのが当然だ。
ホンダの福井社長は「円高が止まらなければ国内工場の生産量はゼロとなりすべて輸入で賄うようになる。国が存続できなくなる」。こう言うと円高にもメリットもあると言う人も出てくるが、対外純資産が200兆円ある国が円高でメリットがあるわけがない。OLがたまに行く海外旅行が安くなるとかいう笑ってしまうメリットはあるが、それも輸出産業での稼ぎがなくなると余裕資金もなくなる。政府にも税金が入らず今年は7兆円の税収減でその分赤字国債を発行する。
円高で景気が回復したことはない。円高で日経平均が上昇したことはない。ハードランディングになればさらなる利下げや量的緩和、日銀の株買いや介入をせざるを得なくなる。ソフトランディングのうちにやっておけばいいことだが。また介入は市場原理に反するものというが輸入は高関税という市場原理に反したもの、また国内の規制や高価格もそうだ。介入をやらないなら輸入規制、国内規制も外す。規制するなら介入もやらなければならない。そうでなければホンダさんの予言が当たってしまうだろう。
今週の焦点は明日のNZ3QGDPで予想は前期比-0.5%、また同日に米国の3QGDP確報値(予想-0.5%)もある。週末は日本の雇用統計がある。
「注目指標」
22(月)NZ 3Q経常収支、日 金融経済月報、貿易統計、与謝野経財担当相会見、麻生首相&中川財務大臣挨拶(経団連評議委員会) 白川日銀総裁講演
23(火)NZ 3QGDP、日 天皇誕生日、ユーロ圏経常収支、米 中古住宅&新築販売、リッチモンド連銀製造業指数、住宅価格指数
24(水)日 4Q 法人企業予測調査、米 個人所得、支出、デフレーター、耐久財受注、失業保険
25(木)日銀議事要旨(11月21日)、企業向け物価指数、クリスマス
26(金)日 雇用統計、家計調査、CPI、鉱工業生産、小売統計、介入状況
2.高金利特集「長期債券かFXスワップか」
FXのスワップ金利はオーバーナイト金利の金利差である。昔は短期は金利が低く長期が金利が高い順イールドのものが多かったが、最近はオーバーナイト金利が長期金利と同じレベルにあったり高かったりする国も多くなってきている。
長期債なら金利が固定されているので長期間保有すれば少々の為替差損など金利収入で賄ってくれる。ただFXのオーバーナイト金利がそれよりも高いとなると迷ってしまう。また長期債購入はレバレッジが効かない。FXならレバレッジを効かせて実際の金利より高くすることが出来る。今年後半の急激な金利低下を見ると長期債での高利回り固定化も悪くはないとも思ってしまう。今のところ私も長期債保有とFXのスワップ狙いは3対7ぐらいの保有割合にしている。
3.為替と野球「外貨をそのまま使う」
円高になって外貨を円換えると損をした気分になる。いや実際損をしている。ただ 外貨預金や外貨債券などの元利合計は増えている。それなら外貨のままで使えばいいのではないか。海外は日本よりインフレが進んでいるが実際の価格は日本より安いものが多い。
銀行にいた時ときオプションの研修で米国のオプション専門家の書を購入することとなった値段1冊100ドル。1ドル110円の時である。あるものは丸善で購入し代金は1万9800円、またあるものは米国のアマゾンで購入。書籍が10%引きで90ドルであった。1ドル110円で購入金額は9900円。丸善とアマゾンで購入では支払い金額が倍違った。丸善は1ドル180円の相場を適用していたからだ。もちろん円に換えなくともアマゾンでもドルのまま支払うこともできる。よく例に出すがNZのゼスプリというブランドのキウィーフルーツは現地で1個10円程度だが日本では1個100円と10倍となる。これが私が海外オンラインショッピングを望む理由だ。ただ個人輸入でも高関税をかけられてはたまったものではないが。



