今週の重要イベント「短観前哨戦」
3月24日(月)-3月28日(金)「今週の戦略」
今週の私の戦略(短観もあり週後半へ円売りか)
予想レンジ(ドル円98-102 ユーロ円152-155)
今週のマーケット「短観もあり週後半へ円売りか」
3月も最後の週となった。先週は3月17日(月)に95円へ突入しメディアでも騒がれたが終わって見れば週足では陽線となって99円50銭あたりで引けた。3月らしい相場展開だ。決算前で実需取引が減少し、市場は投機筋だけとなり売りから入っても買いから入っても自分で巻き戻さなければいけないので元に戻りやすい。
5週間振りに週足では陽線となった。また下ヒゲも残している。さらに移動平均線では5日線が反転した。3月11日のようなダマシもあるのでもう1日みたいところだが、3月17日の95.77から上げトレンドのサポートラインも引けるのでドルを売るのはもう一度それを下に切ってからでいいだろう。
今週も輸出入取引は様子見となるが、資本取引では週後半から新年度入りするので外貨投資のニューマネーも入ってくるだろう。私にも証券会社から仕組み債を購入しないかとセールスが来たばかりだ。いわゆる日経連動ノックイン型の豪ドル債だ。日経が一定の価格を割らない買い切り利息は13%であり、日経がそれを割ると13%はなくなり円建て債から金利の低い豪ドル債へ転じてしまうものだ。証券会社も低迷する日本株を薦めることは出来ずに外債に活路を見出したいようだ。そういえば先週はVISA USAの株のセールスもあった。
また今週ではないが4月1日は日銀短観の発表となる。大企業製造業DIは予測が+13で前回に比べ6ポイント低下する見込み。これでは円を買い上げにくくなろう。株が下がろうと景況感が悪化しようが日銀の政策金利が維持されていては日本側からは景気回復の糸口がつかめないだろう。増税、社会保険料引き上げ、食料品価格引上げを癒す政策はとられない。短観の前哨戦となる24日(月)の法人企業予測調査も参考にしたい。
「注目指標」
(今週の予定)
24(月)日 法人企業景気予測調査、イースター、米 中古住宅販売
25(火)米 消費者信頼感指数 リッチモンド連銀製造業指数
26(水)日 貿易統計、企業向けサービス価格指数、独 GFK景気信頼感指数、IFO景況指数、
27(木)NZ 貿易収支、経常収支、米 失業保険、4QGDP&個人消費
28(金)NZ 4QGDP、日 雇用統計、小売統計、CPI、全世帯家計調査、米 個人所得&消費&デフレーター、ミシガン大消費者信頼感指数
2.高金利特集「NZのGDP発表で下落に歯止めかかるか」
今週はNZの重要指標が2つある。27日(木)の2月貿易収支(1億8千万NZの赤字予想)と28日(金)の4QGDP(予想+0.87%)だ。資源価格上昇での豪ドル高に連れ高となっていたが、南アの電力供給にやや落着きが見えた先々週からプラチナ、パラジウムが下がり、先週は金、原油までに影響し、CRB指数も400を割り、資源価格全体下落しNZまでやや値を下げた。もちろんNZドルよりも豪ドルの下げのほう
が早い。もし歯止めがかかるとしたら4QGDPが予想以上になることだ。注目したい。
また最近のテレビ報道では1ドル100円を割って個人の外貨預金残高が急増しているということだが、先日発表された日銀資金循環統計では個人の外貨預金残高は2007年12月で4.3兆円とここ数年残高は変化していない。個人も外貨預金より金利や為替手数料ではるかに有利な外貨証拠金へシフトしていると思われる。証拠金(FX)はオンラインなので取材対象にはなりにくいのだろう。また証拠金取引は株と比べると歴史が浅いのでまだ口座数は全体でも株のオンライン取引のインイートレード証券やマネックス1社にもまだ及ばないと聞いている。ということは今後有望ということだろう。
3.為替と野球「自分のゲームパターンの確立=デイトレ」
プロ野球パリーグが開幕した。今年飛躍を狙う東北楽天イーグルスは1、2戦連日のサヨナラ負けとなった。抑えのドミンゴが1戦目でサヨナラホームラン、2戦目では同点タイムリーを打たれてしまった。野村監督のボヤキを聞くのも忍びない。ただ野村監督が2戦目もドミンゴを抑えに使ったのははやく勝ちパターンを固めたかったからだろう。甲子園の一発勝負とは異なり年間130試合以上を戦う。一試合の負けで判断を変えることなく確率的に高い勝ちパターンと信じたのがドミンゴ連投であったのだろう。
為替もデイトレなら自分の勝ちパターンを早く掴んでもらいたい。買いが得意なのか、売りが得意なのか、為替は先週もそうであったように行ったり来たりするので売りでも買いでも儲けることが出来る。1日単位でも両方にチャンスがある。またP&Fか、移動平均線か、トレンドラインか、自分に合うものも早く掴みたい。要は平均して勝ち続けるパターンを確立してもらいたい。それは投資期間、投資金額、性格で人それぞれ違うと思う。



