今週の重要イベント「サブプライムへの思い込みも適度に」
2月18日(月)-2月22日(金)「今週の戦略」
今週の私の戦略(小刻みな動きを丁寧にとりたい)
予想レンジ(ドル円106-109、ユーロ円157-160)
今週のマーケット「サブプライムへの思い込みも適度に」
今週はあらかじめ予定されている大きなイベントはない。ただ為替は不意打ちのニュースとの戦いなので油断は出来ない。また景気減速とインフレが最近のテーマであるが周知されすぎているのでその通りの数字が出てももうそれほど市場は反応しないだろう。
イベントと言えば日銀総裁講演が金曜と土曜にあるが通常の「足元減速先行き明るい」では反応しないのでそれ以外のコメントが出たときは注意したい。常に「足元減速先行き明るい」ではいつ明るくなるかの不安はある。
先週で日米欧の第四四半期のGDPが出揃った。米国は年率で+0.6%、ユーロ圏は前期比+0.4%、前年比+2.3%、日本が前期比+0.9%、年率+3.7%と見た目には日本が断トツの景気の良さだが、GDPデフレーターが-1.3%とで押し上げられている。消費者物価が上昇している中では生活実感のないGDPとなったようだ。GDPデフレーターでは輸入物価の上昇分が取り除かれるのでマイナス幅が大きくなり実質も上昇するようだ。
2008年の成長見通しとしては日米欧ともそれほど変わらないようだ。それぞれ1.5%から2.0%の間の予想だ。米国は先週末に議会予算局が1.7%から1.9%へ上方修正している。利下げなどの金融緩和策や大幅減税策が後半好影響を及ぼすということだ。サブプライムで大騒ぎしている米国と日欧の成長率や株価動向の下落も同じ程度である。成長率見通しには差はないので、目先の指標に一喜一憂することとなる。あまりサブプライムでの米国の弱さを思い込んでもいけないだろう。さらには政府投資系ファンドがどう欧米の金融機関に資金注入するのも鍵となろう。それはNY時間に出てくる話が多いので日本人にとっては反応しにくい材料だ。
「注目指標」
(今週の予定)
18(月)日 第三次産業活動指数、NY、カナダ休場
19(火)ユーロ圏 建設支出
20 (水)日銀議事要旨、独 PPI、米 CPI、建設許可、住宅着工、FOMC議事録
21(木)日 貿易統計、全産業活動指数、米 失業保険、景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数
22(金)日銀総裁講演
23(土)日銀総裁講演
2.高金利特集「南アランド 、電力、政局不安あるが株価は堅調」
南アフリカランドは13円半ばまで下落して14円へ戻している。長期スワップ狙いをする人にとってはスワップ金利が10%あるので少々の為替変動などは気にしないで頂きたい。レバ2倍で20%のスワップ収入。1倍でも5年で50%、10年持てば為替変動は気にならずに年金のようにスワップ金利だけを受け取れる体制となる。
私は96年に1ランド26円でランド債券13%を購入して一昨年満期が来た。金利で130%の益、為替差損が30%程度であったが合計で100%の利益、年率では10%の利回りとなった。高金利は長く持てば必ず旨みが出てくる。そこまでは為替変動で持っていかれないようにしたい。まだ20年債の債券もあるので楽しみである。
さて南アは政局不安と電力不足で昨年末より売られてきている。電力不足で鉱山業の操業が制限され金、プラチナ、パラジウムなどの資源価格が高騰している。その恩恵を受けているのが豪ドルだ。ただ南アランドは下落してもヨハネスブルグ株式市場は年初来0.84%しか下落していない。これは今年世界のどの市場も下落している中で最小の下落幅だ。為替ランドにもこれからは少しは影響してくるのではないだろうか。また日本のスズキは南アフリカにスイフトなどの販売子会社を設立することを決定したなどいいニュースも出てきている。
3.為替と野球「東京マラソン湘南マラソン」
本日17日に第二回東京マラソンが開催された。第一線級から、市民マラソン、車イス、義足の方も走られていた。参加者3万人と沿道の応援の方も20万人で一大イベントになっている。参加者や裏方の方もマラソンの効用があるだろう。運動する時間が減少する日本人にとってマラソン参加はいい機会を与えてくれる。為替業界でも参加する人も多くいるようだ。東京マラソンに限らず、海外マラソンや北海道の100キロマラソンに挑戦する人も為替業界人もいる。毎週どこかでマラソン大会が開かれているのが日本だ。セントラル短資オンライントレードの永倉さんもマラソンランナーで昨年の東京マラソンに出場している。私も昨年第一回開催となった湘南マラソンに参加して無事完走出来た。今年の湘南マラソンは3月16日に開催される。ただ昨夏の台風で崩落した西湘バイパスの影響があり今年はフルマラソンでなく30キロで行われる。東京の名所旧跡コースではなく、富士と海を見ながら走るのも気持ちがいいが、35キロを過ぎると景色どころではなくなってくる。それでも昨年は沿道のおばあちゃんの頑張れという声でゴールにたどり着けた気がする。



