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先を見れば日本のGDPが悪そうだ

今週の重要イベント「先を見れば日本のGDPが悪そうだ」

2月4日(月)-2月8日(金)「今週の戦略」

今週の私の戦略(106円の鍋底から上昇か)

予想レンジ(ドル円105-158、ユーロ円156-159)

今週のマーケット「先を見れば日本のGDPが悪そうだ」

 私は少し早めにポジションを取り始める。織込み始める。今週も一般教書→RBA政策金利→スーパーチューズデイ→津田財務官会見(G-7内容?)→BOE,ECB政策金利→日銀岩田副総裁講演→東京G-7と続くが気持ちは既に14日の日本の4QGDPや15日の日銀政策決定会合へ移っている。実際に出る数字は時々サプライズもあるので予想は難しいが織込み期間はわりとコンセンサス通りに動くのでやりやすい。

 先週発表された米国の雇用統計は悪化したが、それは忘れて日本の4QGDPは今のところ予想は実質で前期比+0.4%、年率+1.5%程度だ。名目では0%成長だ。身近な物価が上昇してもGDPの名実逆転はない。やはり金融政策は緩和気味にしなくてはいけない。4Q企業収益は前年比+10.7%となったが、12月現金給与総額は前年比-1.9%となっている。日銀、財務省とも景気判断を下方修正している。景気ウォッチャー指数、消費、住宅は弱い。財政赤字であり、暫定税率を廃止するだけでも紛糾する状況では米国やオセアニアのように減税対策はとれない。

 円高では貿易黒字国である限り体力は落ちていく。日本の貿易はドル建ての比率が高くクロス円の上昇はそれほど効果がない(ドル建ては50%だが、ユーロ建てが8%しかない)。為替相場は日本の景気が悪くなる時に円高となりやすいが、その為にハードランディングになればまた円安に自律的に戻るだろう。
 
 「注目指標」

(今週の予定)

4(月)豪 貿易収支、日 マネタリーベース、ユーロ圏PPI米 予算教書、製造業受注
5(火)豪 政策金利、住宅建設、小売売上、ユーロ圏小売売上、ISM非製造業、米大統領選予備選挙スーパー・チューズデー(21州以上で予備選・党員集会)
6(水)日 景気動向指数、
7(木)NZ 失業率、日 津田財務官会見、中国春節、BOE、ECB政策金利、米 失業保険、
8(金)日 機械受注、日銀岩田副総裁講演、マネーサプライ、景気ウォッチャー調査、独 国際収支、
9(土)東京G-7

2.高金利特集「株=昨年最下位のダブリンが首位を走る」

 去年は日本株はサブプライム問題で揺れても年間上昇した米国市場をよそに世界の主要市場では下から2番目の下落幅を示した。今年は1月を終えて世界中で上昇している市場はないので日本も目立たなくなってきた。ただ昨年最下位であったアイルランドのダブリン市場は今年は1%の下落と世界で一番下落幅が少なくトップを走っている。日本は10%程度の下落で20%以上下落しているイスタンブール、18%下落のオスロ市場まではいかないが、やはり下落幅は大きいほうだ。

 米国はサブプライム問題はあるが、既に16兆円の景気対策、またマイクロソフトの破格の条件の大型ヤフー買収もあり、後の上昇要因はある。日本はやはり証券優遇税制の廃止や消費税増税の話もあり、国内からの原動力はなく、海外頼みだ。アジアでは株式譲渡税ゼロの国もある。グローバル化からは取り残されている取引条件では内外ともに客は逃げていくだろう。

3.為替と野球「ユーロ加盟の恩恵あり=イタリア」

 ユーロ通貨統合には大きなメリットが出ている。ユーロ誕生前ではEMS参加国内で基準相場からのレンジ内に踏みとどまれない事も度々あり、その都度再調整(切り上げ、切り下げ)を行ったり、英国ポンドやイタリアリラなどEMS離脱を余儀なくされこともあった。

 最近ではイタリアでプロディ首相の辞任をきかっけに政局が混乱している。昔ならイタリアリラ売りマルク買いが進み、各国中銀は金利調整をしたり為替介入を行って基準相場内に収める努力をしたが、通貨統合後はその必要もなくなっている。財政赤字やインフレで縛りがあるので各国の政策が緊縮気味になっていることも混乱を防いでいる。また新しく加盟する国も政策条件をクリアしているので安心感がある。統合後まもなく10年に近づきつつあるが、ユーロは成功しているのではないだろうか。
 
 


 


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