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FOMC、日銀から短観へ

今週の重要イベント「FOMC、日銀から短観へ」
9月17日(月)-9月21日(金)「今週の戦略」

今週の私の戦略(クロス円一目の雲に接近)
予想レンジ(ドル円114-117,ユーロ円 158.50-161.50 )

1.今週のマーケット「FOMC、日銀から短観へ」
 先週は月曜日の仲値でリバウンドするかが鍵としたが、それはそのまま週末まで続き、ドル円は週足で陽線となった。

 ドル円は9月10日に逆カブセ線を出してから上昇でまだ決定的な売りサインは出ていない。5日移動平均線に続き、21日線も先週金曜日上昇に転じた。ユーロ円の21日線は一日前に反転上昇していた。次は一目均衡表の雲に近いユーロ円やカナダ円が垂れ下がって薄い雲を突き抜けるかどうかがポイントだろう。そうすれば他のクロス円やドル円も追随する。ボリンジャーバンドでもドル円も下限から這い上がって中位にいるがクロス円は上位にいる。ユーロドルは小動きといえども2日連続陰線が出ているのが気がかり、ノーザンロックに揺れる英ポンドに足を引っ張られているようだ。IMM円投機ポジションがゼロ近辺で推移し大きな偏りがないのでパニック的な動きにもならない。損切が出ないと相場は大きく動かない。

FOMCの政策金利についてブルームバーグ社の調査では128人のエコノミストのうち98人が0.25%の利下げ、24人が0.5%の利下げ、6人が据え置きの予想となっている。8月雇用者数の悪化、8月小売売上が自動車を除くと-0.4%になたことで利下げはされるだろうが、0.25%でも先行き利下げ継続性が示されるので0.5%と大きな違いはない気がする。また何故かグリーンスパン前議長は今週3度TV出演は講演をするようだ。一方日本は政策金利据え置きが予想される。次のポイントは10月1日の日銀短観だろう。その前哨戦として20日(木)には法人企業予測調査がある。9月月例経済報告では設備投資が下方修正されており、サブプライム問題や8月の円高を勘案すれば10月短観もいい数字は出ないだろう。そうなれば年内利上げはなくなってくる。また次期総裁候補としてハト派の植田和男氏の名前も出てきている。

 日本の政治、自民党は代わり映えがしない気がするが、民主党菅氏によれば、恐れていた候補は枡添要一議員だったようだ。明解でバイタリティーがあると言う点では小泉元首相、東国原宮崎県知事に似ている気もするが、こういう人はもっと陰の極にならないとかつがれないのだろう。ということは混迷がまだ長引きそうだ。

 投資信託協会によれば8月は7月に続き純資産総額が減少(1.76兆円)し77.2兆円となった。日本株下落の要因の一つだろう。またうち外貨投信は35兆円で6,7,8月と横ばい推移となった。今年5月までの貿易黒字を上回る月1兆円の伸びはなくなっていることもクロス円が伸び悩み、下落することに繋がっている。 


 「注目指標」

17(月)ユーロ圏 貿易収支、NY連銀製造業指数、グリーンスパン元議長講演(18日、19日も)
18(火)日銀政策決定会合、第3次産業活動指数、独&ユーロ圏 ZEW景況感調査、米 PPI、対米証券投資、FOMC
19(水)日銀政策決定会合、金融経済月報、独 PPI、米 CPI、住宅着工、建設許可
20(木)日 3Q法人企業景気予測調査、福井日銀総裁挨拶(証券大会)、NZ 2Q経常収支、ユーロ圏建設支出、米 新規失業保険、米 景気先行指数、フィラデルフィア    連銀景況指数、
21(金)日 全産業活動指数、ユーロ圏経常収支

2.高金利特集「スワップの薦め」

 外貨投資にもいろいろあって株、債券、不動産などがある。もちろんどの投資も為替変動のリスクがある。ただ外貨証拠金には株、債券、不動産のように価格変動はない。常に1万ドルは1万ドルだ。株、不動産、債券は価格の上下で現物の1万ドルが8千ドルになったり1万2千ドルになったりする。プラス為替変動の二重のリスクがある。通貨は為替がどうなろうと1万ドルのまま使える。円高になっても最後の手段は現引きをして1万ドルで使う。日本の物価は高いの円に換えてつかうよりもドルのまま使うほうが使い勝手がある。最後の開き直りだが。
 もちろん現引きに程遠い高いレバレッジをかけていてはいけない。 

3.為替と野球「南アフリカ映画祭」

少しインフォーメーションが遅れて申し訳ないが今日(日曜日)と明日は南アフリカ映画祭がある。両日とも午後1時から。東京は竹橋に近い科学技術館。先着410名。

16日:
"Ongeriewe"(2005年度短編映画・英語字幕。2006年度カンヌ映画祭ベストフ ィルム賞最終選考作品)
"TSOTSI"(2005年度長編映画・日本語字幕。2006年度アカデミー賞外国語映画 部門受賞作品)
 アパルトヘイト後もエイズや貧困といった困難を抱える南アフリカ社会を背景に、必死で生き延びようとする若者たちの姿がリアルに描

いたもの。
17日:"U-Carmen eKhayelicha"(2004年度長編映画・英語字幕。)
 ベルリン国際映画祭において、はじめて南アフリカ映画が金熊賞を受賞した作品とのこと。 オペラのカルメンを映画化し南アフリカの貧困居住地を舞台にしたもの。

 通貨に投資するにはやはりその国に行って実感を味わいたい。中国株に投資したのも2000年に上海、2003年に北京へ行ってその成長エネルギーを感じたからだ。南アフリカは遠いので取りあえず映画鑑賞で理解を深めるのはどうだろう。


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