今週の重要イベント「チャートでドル円に重し」
7月23日(月)-7月27日(金)「今週の戦略」
今週の私の戦略(チャートでドル円に重し)
予想レンジ(ドル円119.50-122.50 ユーロ円 166-169)
1.今週のマーケット「移動平均線に注意」
先週は「ドル安の流れに円も少しフォロー」としたが、さらにドル円での円高が進んできた。予想したように一目均衡表の雲に突入してきている。一方欧州通貨でのドル安は下げ幅を縮小した。ドル円でのドル安はサブプライムローン問題と片付けられているがBISの円安警鐘リポート、フランス当局のユーロ高円安警戒、NZのNZ売り介入、日銀の8月利上げなどがスパイスとして効いている。
ドル円はここ数週間述べているように、移動平均線5日、21日線が下向きになっていること(90、200日は上向き)、一目均衡表では雲の中に入ったこと、6月22日と7月9日の短いローソク足が上への伸び悩み感を造成している。個人の外貨投資に加えファンダメンタルズな材料的にはあまり代わり映えしないが、チャートはやや異変を示しているようだ。ドルは円を除けばほぼどの通貨もドル安型(一目均衡表などから)になっていたが、円も出遅れて仲間入りすると去年の4月以来となる。短期移動平均線が下向いているのはドル円だがこれが他のクロス円に波及するかどうかチェックし続けたい。
地震や参院選選挙での自民党苦戦など一般的には円にネガティブな要因はあるが、阪神大震災や村山政権の時も円高推移していたので、それらで円売りに思い込みは出来ない。暫くは円のチャートとにらめっこしながら臨みたい。
今週は中英に続き、米国の2QGDPが発表される。その他注目のNZはオフィシャルレート、貿易収支、豪もCPIがあり個人投資家にとっては目を離せない週となる。
「注目指標」
23(月)豪 PPI
24(火)米 リッチモンド連銀製造業指数
25(水)豪 CPI、日 貿易統計 米 ベージュブック、中古住宅販売
26(木)NZ オフィシャルキャッシュレート、日企業向けサービス価格指数、独 IFO、米 耐久財受注、失業保険、新築住宅販売
27(金)NZ 貿易収支、日 CPI、小売統計、独 GFK消費者信頼感指数、米 2QGDP速報値、個人消費、
29(日)参院選挙
2.高金利特集「ニュージーランドの年金」
ニュージーランドでは広い庭園やヨットを持ちったゆったりとくらしている印象がある。
さてのそのニュージーランドの年金は日本と比べどんなものだろう。 ニュージーランドの年金は20歳から10年および50歳から5年以上ニュージーランドに居住しているものであれば63歳(65歳へ引上げ予定)から国民年金を受給出来る。年金は一般税収から支払われるために在職中に特別な拠出をする必要はない。夫婦であれば758ドルを、独身であれば505ドル二週間に一度支給される。もちろん様々な職域年金や民間の年金もある。また高齢者には無料に近い医療政策や住宅政策がある。ニュージーランド人はこのような保証体制の中で比較的安定した生活を送る人が多いようだ。
居住証明さえあれば年金需給資格があるので日本のような混乱はないだろう。さらに高金利の利子所得もある。
3.為替と野球「野球と経済史」
夏になり野球はますます盛んになってくる。高校野球では駒大岩見沢と駒大苫小牧が北海道でアベック出場を決めた。神奈川の予選では上鶴間高校が5回コールド53-0で大勝するなどのニュースも入ってくる。日米大学野球は1年生投手コンビ(早稲田の斉藤投手、國學院の村村松投手)の活躍で日本の勝利となった。イチローがMVPをとった米国オールスター、マー君が打たれた日本のオールスターも終わった。これからは夏の甲子園、定時制通信制高校野球、都市対抗野球などもあり、野球ファンにとっては興味のつきない夏が続く。
その中でも都市対抗野球は1927年から行われており、その優勝チームや出場チームを見ていると歴史や経済の流れも示唆してくれる。戦前は満鉄倶楽部や大連実業団、全京城などが優勝している。戦後は大日本土木など復興型の企業、当時の学生の人気企業の全鐘紡が優勝している。戦前は野球好きの仲間が集まったクラブチームも優勝していたが、戦後は重厚長大産業が強く、都市の代表というより企業大会となった。バブル字にはプリンスホテルも優勝したが、バブル崩壊で廃部となっている。その他多くの強豪チームがバブル崩壊で廃部し活躍する場がなくなった選手達のために「欽ちゃん球団」「野茂ベースボールクラブ」を始め戦前のようにクラブチームの創設が増えている。都市対抗本選まで進むクラブチームまで出てきた。このように日本の野球は種々雑多なチームがあるが、サッカーのように一本化されていない組織であることが弱点でもあろう。



