今週の重要イベント「長期スパンで円安継続」
6月11日(月)-6月15日(金)「今週の戦略」
今週の私の戦略(長期スパンで円安継続)
予想レンジ(ドル円120-123、ユーロ円162-165)
1.今週のマーケット「長期スパンで円安継続」
財務省の渡辺財務官は、日本の金利上昇などに伴う円キャリー取引の巻き戻しについて、実際に起こる可能性については「あまり現実性が高いものではない」との考えを示した。 その理由として、「日本の個人の投資家や機関投資家は、短期的な為替動向や他国の金利に左右されない形で資金を動かしている」と指摘。さらに、狭義のキャリー取引を行う投機筋などは、思惑と逆方向に市場が動いた場合早期の損失確定を行うことに触れ、その影響は「限定的であり、市場の安定性を損なうほどではない」との見解を示した。 最近の為替動向はまさにそれを示すかのように高金利通貨高円安が続いている。また7月には日本のボーナス資金目当て外貨投信での円売りが強まると海外新聞でも報道されている。その前に円売りをするという投機筋も出てきているのだろう。情報が瞬時に伝わる時代だ。
今週の焦点は日銀政策決定会合だ。先週は南ア、英国、NZ、ユーロ圏などが金利を引き上げた。日本が利上げ方向へ向かうとしても他の国の小数点以下の問題なので大勢には影響がないが、短期的には材料となる。事前には本日の1QGDP二次速報がある。予想は前期比で0.6%から0.8%への上方修正だ。その後火曜日の5月企業物価指数(+0.5%の予想)などを見つつ「消費は回復しているが生産は弱い」の現況判断を覆して利上げあるいは利上げ示唆をするか。日銀委員の数名が利上げ提案をするか。参院選前に利上げも困難なだろうが、政局はそれどころではない程混迷しているので逆にどさくさでチャンスかもしれない。金曜日の日銀総裁会見の後は土曜日にハト派の役を担っている、岩田副総裁の講演もある。
長期的には円安は継続だろう。例えばNZ円で言えば88円を切る程度になれば少し残高を落としてもいいかもしれない。それでも昨年の安値の67円から20円以上上昇しているレベルだ。新規に高金利通貨を買う方は高値不安もあるが、買わないと金利は入ってこない。高値で買ったとしても1年経てば金利差分の5、6円はコストが改善する。計画する買い持ちの数分の1くらいは手をつければいいのではないだろうか。
「注目指標」
11(月)日 GDP二次速報、
12(火)日 企業物価指数、消費者態度指数、ポールソン講演、グリーンスパン前議長講演
13(水)日 国際収支、米 小売売上、ベージュブック
14(木)日銀政策決定会合、NZ小売売上、ECB月例報告、ユーロ圏CPI、米 PPI、新規失業保険
15(金)日銀政策決定会合、第三次産業活動指数、藤井財務官会見、NZ1Q製造業売上、ユーロ圏貿易収支、米 CPI、NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、ミシガン大消費者信頼感指数、バーナンキ議長講演
16(土)岩田日銀副総裁講演
2.高金利特集「地主とスワップ」
セミナーなどで何回か話したが、長期的なスワップ戦略としては地主のような感覚がいいのではないだろうか。アパート経営や駐車場経営のような感覚だ。土地は自分のものなので少々の価格の変動は売らないので関係がない。重要なのは店子や駐車する人から家賃や駐車場料金が定期的に入ってくることだ。スワップ狙いは家賃や駐車場料金の代わりに金利差が入ってくる。また店子がいなくなる不安や管理のわずらわしさはない。土地を買うのは資金面で難があるが、為替証拠金の資金は自分なりのサイズで用意が出来る。
重要なのはスワップ金利が入ってこなくなることだ。それは店子がいなくなるということではなく、元本が為替変動で消滅することだ。元本がなくなれば金利は入ってこない。それゆえに低レバレッジで元本を失わない資金管理はなにより重要だ。想定元本をすべて用意する必要はないが、過去の相場変動の経緯から見てレバレッジ2,3倍程度にすること、常に2,3倍にすることもないが、いざとなったらつ2,3倍まで低下させる資金は用意したい。
3.為替と野球「甲子園予選組み合わせ決定」
神奈川県では早くも夏の高校野球の組み合わせが決定した。少子化の影響もあり、一頃より参加校は減少し、今夏は200校を割り194チームが出場する。我が母校湘南高校はノーシードで1回戦からで綾瀬西高と対戦する。同じブロックにはY校や法政二高の強豪がいる。優勝までは7回勝たないといけない。ピッチャーが一人ではきつい。プロでは中5日とか中6日といっているが3連投、4連投となってしまう。公立高校で上位に残るのは至難だ。
さて高校野球の特待生問題は殆ど報道されなくなった。春の県大会では辞退した横浜高校を始めとする私立強豪高も参加できる。誰も知らなかった憲法を突然蔵から持ち出して「これが見えんのか」とした高野連だが、世論や私立高の反発にあっておとなしくなっている。同じような流れで野球界から一時去っている早稲田や東京ガスの選手にも復活の道を作ってあげて欲しいものだ。さらには憲法改正ではないが民主的に新野球憲章を作っていただきたいものだ。



