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利上げ遠のき円安継続

今週の重要イベント「利上げ遠のき円安継続」

5月21日(月)-5月25日(金)「今週の戦略」

今週の私の戦略(利上げ遠のき円安継続)

予想レンジ(ドル円120-123、ユーロ円162-165)

1.今週のマーケット「利上げ遠のき円安継続」

 米中戦略会議が22日から開催され中国は実力者の呉副首相も参加する。ポールソン米財務長官は23日に会見する。会議前に中国は利上げ、預金準備率の引上げ、人民元変動幅拡大を発表した。会議前の心遣いといったところだろう。中国株は事前に人民銀行総裁の周総裁が利上げを示唆していたが、株価の下落は小幅であった。NY株も上昇したこともあり月曜日の中国株も影響は大きくないと予想したい。

 また中国は貿易不均衡改善のために米国からの商品の買い付けも提案するだろう。こういった動きは、1983年に日本が国際市場にデビューした時に日米円ドル委員会が設置され様々な規制緩和を日本が実施したことと同様だ。ただ中国は日本の円高政策でも貿易不均衡が改善しなかったこと、円高ショックを金融緩和策で解消したためバブルが起きたことも見ているので、通貨の改革は今まで通りゆっくりと行われるだろう。あまり中国のイベントで円相場に神経質になる必要はない。一瞬円高になっても日本は個人、法人ともに外貨買い意欲は強いので押し目買いが入り円安へ戻るだろう。

 日本は今週は月例経済報告があり景気判断は現状維持となる。GDP減速、CPI低下、設備投資減速、機械受注悪化、景気動向指数の低下という実績では日銀福井総裁が物価マイナスでも利上げと主張しても世のコンセンサスは得られない。5月に利上げ説が海外から浮上したが、利上げは秋以降の数字を見てからだろう。米国は注目の住宅関連指標が発表されるが勝負は下方修正が予想される31日の米国GDP改定値への織込みだ。
 
 「注目指標」

21(月)
22(火)日銀議事要旨4月分、月例経済報告、独&ユーロ圏ZEW景況感調査、ユーロ圏貿易収支、米 リッチモンド連銀製造業指数,米中戦略会議
23(水)日 全産業活動指数、
24(木)NZ 貿易収支、日 貿易統計、独 IFO景況指数、米 新規失業保険、耐久財受注、新築住宅販売
25(金)日 CPI、米 中古住宅販売 

2.高金利特集「外貨証拠金の利回り、信用チェックなど」

 外貨証拠金での金利差を狙うメリットはいくつか上げられる。為替手数料の安さや金利で銀行のように1から2%のサヤをとらないこともある。

 他には、昔は金利は長期になればなるほど高金利になっていたが、現在は為替証拠金のスワップのように日々の金利が10年債などの金利よりも高いので有利だ。米国では日々の金利は5%だが10年債は4%、NZドルは日々が7%で10年債が6%だ。それに毎日金利が入るので複利効果も出てさらに証拠金投資と長期債投資の差が広がっている。世界的にインフレ懸念があるが長期債の利回りが上昇しないのはやはり長期的にはデフレ、また長期資金需要の乏しさなどが上げられる。

 また長期債は国債にしろ社債にしろ破綻の可能性があるので格付けなどを利用して信用度のチェックをしなければならないが、証拠金投資は通貨に投資なので、その点は省略出来る簡便さがある。

3.為替と野球「横浜で高校野球関東大会=23日まで」

 先週、横浜ベイスターズは巨人と首位攻防戦であったが、いつのまにかそれは巨人と中日のものに変わり横浜は広島に迫られAクラス攻防戦になってきている。今年は戦力的にも期待されていなかったが、土肥、寺原両投手の活躍、仁志、鈴木選手の復活、大矢監督の采配で一瞬首位にもたった。横浜ファンは長い目で見るのでまた気長に待ちたい。その横浜スタジアムでは高校野球関東大会が19日から始まった。

今回は特待生問題で私立強豪校が続々辞退したので参加17校のうち9校が公立高校となった。19日から23日まで横浜スタジアムと保土ヶ谷球場で行われるが、ぶらっと何試合か見て将来のメジャーリーガーを探してみたい。選手以外の人々の思惑で面倒な日本球界より米国のほうがすっきりしているので高校から直接進む人も増えてくるだろう。


 

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