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2007年03月 過去の記事

2007年03月04日

ポールソンアジア歴訪、全人代、各国中銀理事会、岩田副総裁講演

今週の重要イベント「ポールソン長官アジア歴訪、全人代、各国中銀理事会、岩田副総裁講演」

3月5日(月)-3月9日(金)「今週の戦略」

今週の私の戦略(ドル円下げ弱まる。短期では円売りも。ハト派?岩田日銀副総裁講演にも注目)

予想レンジ(ドル円115-118、ユーロ円153-156)

1.今週のマーケット「ポールソン長官アジア歴訪、全人代、各国中銀理事会、岩田副総裁講演」

 今週もイベントが盛りだくさんだ。もちろん先週の上海市場に端を発した世界同時株下げのように予定されていなくても大きなイベントになるものがある。

 円高が進んで3月の年度末決算が不安になり、企業は円買いを急ぐところもあろう。ドル円の戻りにはこの種の注文が入る。ただ先週ほどの円買いは進まないだろう。油断しているとパニックになるが、今週は身構えるのでそう簡単にはドル円の急落はないだろう。
 
 ポールソン米国財務長官のアジア歴訪ではやはり中国人民元に圧力をかけるのが主目的だが、先週のように中国にくしゃみをさせればその影響ははかりしれない。対応はいつものように慎重になる。それにしても中国が世界の金融市場の主役に躍り出たことは確認できる。その割には日本ではまだ情報入手が遅れているようだ。全人代(全国人民代表大会)も始まり中国バブルへの対応が見られるか。

 金利引き上げが思惑されるECB理事会があるが、焦点は今回の株下げや4月以降の利上げにどうトリシェ総裁がコメントするかだろう。
据え置き予想のRBA(オーストラリア)やBOE(英国)、微妙なRBNZ(ニュージーランド)も金融政策を決定する。日本との金利差が大きく変わるものではない。

 日本では法人企業統計や1月機械受注(予想前月比+1.3%、前年比-0.1%)が焦点だ。また先週は日銀ではタカ派の水野委員が講演をしたが、今週は2月利上げに反対した岩田副総裁が講演する。利上げ反対の根拠が強いものなのか、あるいは一人くらい反対をつくったとほうがいいという日銀の戦略なのかを見極めたい。
  
 「注目指標」

5(月)日 法人企業統計調査、ポールソン長官アジア歴訪、中国全人代、独 小売売上、サービス業PMI、ユーロ圏 サービス業PMI、米 ISM非製造業指数、FRBウォルシュ理事講演
6(火)ユーロ圏 小売売上、GDP改定値、米 製造業受注、フィラデルフィア連銀総裁講演
7(水)豪 RBA政策金利発表、日 景気動向指数、英 BOE政策委員会、米 地区連銀景況報告、ADP雇用統計
8(木)RBNZ理事会、日 マネーサプライ、景気ウォッチャー調査、英 BOE政策委員会、独 鉱工業生産、ユーロ圏 ECB理事会、ECB総裁会見
9(金)日 機械受注、独&ユーロ圏 経常収支、米 雇用統計、貿易収支


2.高金利特集「変動狙いかスワップ狙いかは明確に区別を」

 クロス円でも円高が進んだので、昨年の円急騰時と同様に、「今10倍でポジションを持っていますが、これ以上円高が進めば損切したほうがいいでしょうか」の質問がくる。私は高金利スワップ狙いではレバレッジは2,3倍で取引するというか、ポジションを維持することを推奨している。スワップ狙いと為替の変動狙いでは時間軸が異なる。スワップ狙いは、数年いや半永久的に保持して頂きたい。為替変動狙いはレバレッジより自分がその日あるいはある期間でこれ以上損をしたくない金額を基準に取引したい。例えばデイトレでは1日1万円とか3万円やられたら損切をすると最初から決めて取引したい。レバレッジはその時々の市場の変動率で臨機応変に決めるべきであろう。

 長期スワップ狙いは原則として、元本となる外貨を追証で失いたくない。元本の外貨がなくなれば、期するところの金利が入ってこなくなる。2,3倍としているのは、追証で損切るのではなく、長期で持っていれば、金利も貯まりさらにレバレッジが低くなり、頑強になるからだ。スワップ狙いか変動狙いかは明確に区別したい。変動狙いなら利食いでも損切でも頻繁にやるべきだろうし、スワップ狙いは堂々と構えるのがいいだろう。少々の変動で堂々としていられないのは、それはスワップ狙いではなく変動狙いのポジションとなっている。
  
3.為替と野球「デイトレはまっすぐでも、カーブでもフォークでもバットに当てたい」

 野球で守っている時は、体を楽にし、かかとを上げつま先立ちで、どの方向にボールが向かってきても対処するように準備する。打つときも2ストライクをとられたら、次にストレートがこようが、変化球がこようが対応できるように、時にはバットを短くもって待つ。

 もちろん、このバッターは右にくるので右寄りに守ったり、このピッチャーは勝負球はインコース投げてくる確率が高いからアウトコースを捨てる時もある。為替で言えば予想にあたる。

 ただ為替相場も短期的にはどちらでも動く。どのうような大きな取引が出ているのかもつかみにくい。野球も何が起きるかわからない。為替のデイトレでは頭の隅では自分の予想を置きながら、相手がいることなので、どのような変化にも対応できるように、自分のポジションを買いでも売りでも臨機応変に変化させる柔軟性が必要だろう。ボールが左に飛んで来たのなら右に動かず、左に走るべきだ。カーブが来たなら見送っては三振なのでしがみついてもバットにあてることだろう。デイトレは柔軟に、スワップ狙いは安全長期に信念をもって取り組みたい。

2007年03月11日

前半にGDP、中川幹事長、後半に米国PPI、CPI

今週の重要イベント「前半にGDP、中川幹事長、後半に米国PPI、CPI」
3月12日(月)-3月16日(金)「今週の戦略」

今週の私の戦略(本邦決算で薄商いの中、相場は飛びやすくしがみつきたい。長期スワップ派は動ぜず)

予想レンジ(ドル円116.50-119.50、ユーロ円153.50-156.50)

1.今週のマーケット「前半にGDP、中川幹事長、後半に米国PPI、CPI」

 今週は月曜日の日本4QGDP改定値に始まる。若干上方修正される予想だ。また影の首相、影の日銀総裁の感もある中川秀直自民党幹事長の講演にも注目したい。海外ではサブプライムローン問題で揺れる米国は業界2位のセンチュリーファイナンシャルの破綻も取りざたされているしバイズFRB理事はサブプライムローン問題は始まったばかりと発言した。米国の経済指標もやや弱いものが増えてきた中、物価面では今週のPPI、CPIも気がかりだが、やや前月比プラスの方向だ。金利が上がればサブプライムローン問題はさらに厳しくなる。またバイズ理事は「米国景気は住宅と自動車以外は強い」としたが、それら二業種が弱いのは大問題だろう。

 米国は弱みを見せておりドルは欧州通貨に対し下落しているが相変わらず円に対しては強い。ドル安円安の流れも消えてはいない。

今週からはさらに本邦企業は年度末で取引を手控えよう。動くのは海外勢と外為証拠金を含めた個人の高金利通貨買いが中心だ。少し商いが細るので相場が飛ぶように動くのは先週と変わらないだろう。

 チャイナショック、上海ショックと言いながらも、上海総合株指数は2月23日と比べれば2%の下げにとどまった。中国より下げたのは日本、ナスダック、英国、ブラジル、ハンセン、H株、オーストラリアなど。ニュージーランドは0.98%の下げのみ。ショックの震源地より周辺地域の震度が強い世界同時株下げであった。世界が中国に引っ張られる時代ということは間違いない。

また先週の四中銀政策金利決定(ECB、RBA、RBNZ、BOE)もそれぞれ予想通りであった。四中銀も最近の世界同時株下げを考慮しないというのが、利上げ後のコメントであった。データが揃わないので政策金利はおいそれと変更できない。海外の中銀はどっしりと構えている。ちょっと早いが3月19、20日の日銀会合では唯一の利上げ反対者、岩田副総裁はどう出るのか注目だ。さらにもっと先のことだが日本も利上げが続けば米国の後追いをすることもあり、サブプライムローンのような問題も出てくるのだろうか。 
  
 「注目指標」

12(月)日 GDP二次速報 企業物価、国際収支、消費者態度指数、中川自民党幹事長講演、BIS会議、トリシェ総裁会見
13(火)NZ 小売売上、ユーロ圏ZEW景況感調査、鉱工業生産、米 小売売上
14(水)
15(木)豪 失業率、スイス政策金利、ECB月例報告、ユーロ圏CPI、米 PPI、新規失業保険、NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、フィラデルフィア連銀景況指数、OPEC総会
16(金)日 第三次産業活動指数、景気動向指数、米 CPI、鉱工業生産、設備稼働率、ミシガン大消費者信頼感指数

2.高金利特集「日米為替マインド比較」

1ドル100円として1万ドルの外貨預金をすると100万円必要だ。外貨証拠金はそれをレバレッジ2倍なら50万円、10倍なら10万円、20倍なら5万円で同じ利息を得ようとするものでまったく虫のいい話である。為替が円高になって限りなく1ドル1円に近づこうと、外貨預金の100万円以上にお金を負担することはない。自分が常識的に考えて1ドル30円にならないと思えばレバ1.5倍、50円にならないと思えば2倍にする。それでも外貨預金が5%ならそれぞれ利回りは7.5%、10%となる。始めから100万円持っていれば断然に外為証拠金取引が有利だ。証拠金に充当した残りのお金は他の運用に回せる。また外貨預金は証拠金と比べて為替で約2%以上、金利で1%以上手数料の合計3%を取られていることは認識して頂きたい。

 変動が気にならないまた長期的に元本を取り崩さない人は外貨預金より証拠金が断然有利だ。変動そのものをとって短期に大きく儲けようとする人は、相場に密着して、どんな動きにもしがみついていかなければならないし、情報が即入手出来る設備を整えなければならない。のんびりとじっくり長期投資か、短期で一攫千金かは個人の好みだ。ただ最近のチャイナショックでの円高ではシカゴIMM筋は大きく円売りのポジションを激減させたが、日本の証拠金で高金利通貨買いのポジションは動じず変化がなかったのは日米の個人の性格を表している。ただ米国の人は普通預金でも高金利なので敢えて証拠金で高金利買いに走る必要がないかもしれない。彼らにとって証拠金は変動をとる手段で日本は金利をとる手段だ。
 
  
3.為替と野球「ハンカチ王子の経済効果」

早稲田大学野球部は異例にもオープン戦の観戦を中止した。ハンカチ王子の入部でファンが殺到して混乱することを避けるためだ。大学の野球部のオープン戦を見に来る人は普通は極めて少ない。観客席などもあってないようなものだ。余ほどの野球好きで暇なオジさんしかこない。数名から数十名といったところだったが今や日本のアイドルになった斉藤投手の存在がそうさせたのだろう。今シーズンからの六大学野球が盛り上がるのは六大学OBとしても嬉しい限りだ。私が在学していた頃も満席に近い状態の日も多かった。当時も甲子園で活躍したアイドルが多数入学したからだ。江川、山倉、袴田、高橋、鹿取、岡田、佃、植松など。少ない時でも1万人、多いときは3万人も入ったのではないだろうか。テレビでもTV神奈川が全試合生中継、NHKも定番の早慶戦以外も放映した。

しかしその後各大学とも野球の推薦入学の枠を狭く厳しくし、有力選手は東都や地方のリーグへ分散していった。観客数も数千人いや、実際球場にいけばもっと少なく感じることもあった。自然と野球のレベルも下がり、東京六大学からプロへ進む選手が激減し、大学選手権でも地方大学が優勝することが多くなった。 観客が少なくなれば、各大学の野球部の運営も厳しくなってくる。弱小大学も同じ日に人気カードがあって観客が増えると2試合4チームで均等に分配金が入ってくるのでそのお金で道具を買ったり、遠征、合宿費用に出来るのだ。その収入が減少すれば選手の栄養費も少なくなってしまう。OBが勤務する会社へ寄付を依頼することに忙しくなる。ハンカチ王子の経済効果は他の大学の台所にも大きく及ぶ。ただ同じ早稲田大学の選手が栄養費を西武から受け取っていたことが報道されたのが心配だ。

2007年03月17日

基本的な考え 大阪より明日はマラソン

3/19 (月)「基本的な考え」

現在大阪にいます。現在3月16日午前11時。

週末私事ですが土曜の大阪出張と日曜の湘南国際マラソンと重なった為、今回は私の「基本的な考え」を述べることに換えさせて頂きます。宜しくお願い申しあげます。マラソンは普段10キロ程度しか走っていないのに、42.195キロに無謀に挑戦します。為替で言えばレバ100倍くらいの取引です。50歳からの新体験ということで末永く挑戦しようと思っております。

 では来週もご健闘、エンジョイしてください。

=基本的な考え=
A)長期、中期、短期
B)1日のメリハリ

ドル円 115-118 ユーロ円 154-157 

(今週の予定)

19(月)日銀政策決定会合、キミット米財務副長官講演@ベルリン
20(火)日銀政策決定会合、金融経済月報、独 PPI、ユーロ圏 貿易収支、米 住宅着工、建設許可、FOMC
21(水)春分の日、米 FOMC
22(木)日 貿易統計、1Q 法人企業景気予測調査、地価公示、米 新規失業保険申請件数、景気先行指数
23(金)日 全産業活動指数、ユーロ圏経常収支、米 中古住宅販売件数


A)長期、中期、短期デイトレの考え方

「長期」
(高金利通貨スワップ狙いの原点)

高金利通貨=貯蓄不測=インフレ=貿易赤字=通貨下落=米、オセアニア、南ア、途上国=のんびり
低金利通貨=貯蓄過剰=デフレ=貿易黒字=通貨上昇=日本、アジア諸国=あくせく

のような原則があると思う。前者は米国、オーストラリア、ニュージーランド、発展途上国などだろう。
後者は日本、スイス、中国、アジア諸国など。

 その通り円は戦前は貿易赤字で1円から4円の円安、戦後は貿易黒字で360円から100円割れまでの円高となった。 米国はその逆だろう。相場の大局観はこれしかない。ただこれではブレも多く現実的な為替の儲けに繋がらないし、時間がかかる。

 高金利通貨は下落するが敢えて高金利通貨買いを債券や為替スワップで推奨している。理由はすでに円はドルでは360円から100円、NZや豪ドルでは300円から40-50円へ、南アランドでも300円から10円へ劇的な円高が進行してきたという底値感があること。二つ目に世界各国の金融当局もプラザ合意当時とは異なり為替相場の安定を図っているので、劇的な円高は見られないこと。日本も中国の台頭でかつてのライジングサンの勢いは無くなり、アジアでの地位低下にあること。一方米国はユーロ圏や中国の台頭で世界での地位が低下していること。その中でも円はプラザ合意以降のような独歩高にならず、クロス円では安定から円安が望めること。

 長期に持てば金利収入が為替変動の損を賄えるはずだ。原則は高金利通貨は為替差損が出ると思ってもらい、そ分は金利がまかなう、たまには金利も為替益も手に入るという考えで2,3倍の外貨預金に毛が生えた常識では為替差損で元本を取り崩す必要のない資金でやっていきたい。

 一方長期で高金利通貨を売るということは、相場観の問題ではなく、実際に高金利を借りているコストがかかる。サラ金で借金をしているようなものなので、かなりの速い大相場でないと実益は上がりにくい。ドル円を200円、300円で買っていても長期に持っていれば金利収入でまかなえるという救いはある。

「中期」

 数ヶ月のポジションを取ることはかなり難しい。数ヶ月のポジションをとることは、かなりの思い込みをしなければならないが、為替相場はいったりきたりする。思い込んだものを、軽薄にポジションを転換するのは難しい。ドル買いで儲けてそのままポジションを持ち続けて反転についていけず損金になったりする。逆のケースもある。もともと為替相場の動きは株の3分の1から5分の1程度、株のように倍にな
ったりはしないので中期に保有することは意外と収益率が悪い。また慎重な人にとっては思い込んでからポジションを持つまでに時間がかかるのでかなり相場が終盤になった時にポジションテイクすることとなり効率も悪くなる。中期で継続的にメリハリをつけて相場観を変えながら儲けられる方はかなりの上級者だと思う。ただ収益率はそれほどよくないと思う。

「短期デイトレ」

 為替相場の値幅は極めて小さいが、行ったり来たりする。例えば1ヶ月に高値安値の幅は5円しかない相場でものべの動きでは50円程度動いてる時がある。この50円のすべての動きをとればいいのだが、頭で考えても動きについていけないことがある。何故ならばもともと為替は儲けてやう言う人ばかりが参加しているのではなく、ある日、ある時間にとにかく為替を売買しなければいけない人がいる。いわゆる実需筋だ。かれらは買い切りであり、売り切りだ。その後の相場展開は気にしない。それをつかむには、需給、チャート、ニュース,ファンダメンタルズ、マネーマネージメントを駆使しなければならない。かなり体力がいるがそれなり見合いもあろう。投機筋が恐れられているが、投機筋だけなら相場は簡単だろう。投機筋というものは逆張りせずに順張りするからだ。

 それぞれ自分の性格、資金力、運用期間、取引に割ける時間などを勘案して「長期」「中期」「短期」の手法を選んで頂きたいと思う。

高金利スワップ狙いでレバレッジ10倍で追証がきますがどうしましょうかではいけない。またデイトレをのんびりやってもいけないし、情報が即入手出来る設備は整えたい。今は取引業者が無料あるいは安価で提供しているので、第一線のディーラーと同程度の環境はととのっているだろう。

 長期、中期、短期は別の金融商品のようの考えて取引してもいいのではないだろうか。

B)「1日のメリハリ」
 
 これまでも東京市場特有の需給や為替市場に実用的なチャートを取り上げてきたが、デイトレードや短期取引はいつも相場に密着してニュース、需給、チャートのサインを睨みながらの取引となる。ただ24時間オープンしている為替市場のすべてについていくのは人間の能力では不可能だ。私なども集中力は2・3時間しかないと思う。どこかでメリハリをつけてポイント、ポイントで集中していきたい。突発的な
ニュースでの動きは誰も予想できないので、それは仕方がないが、1日の動きでは多くのポイントがある。仲値、投信の値決め、シカゴIMM筋の参入と締め、経済指標、ロンドンフィキシングなど。前もってわかっている日中行事やイベントは逃さずとらえたい。それ以外の時間はある程度流したり、力を抜いてもいいだろう。すべて追っていけば、どこかで反応する力が鈍くなるし、目肩腰痛などディーラー病に悩まされてしまう。
 
以下、東京、ロンドン、ニューヨーク時間に分けてポイントとなるイベントをまとめてみた。

東京 LDN  NY
04:00 19:00 14:00 NY 14:00 IMM引け
05:00 20:00 15:00 FOMC
06:00 21:00 16:00
07:00 22:00 17:00
08:00 23:00 18:00 東京 08:50 日本の経済指標発表
09:00 24:00 19:00 東京 09:55 仲値、9:20日銀資金供給
10:00 01:00 20:00 記者によるぶらさがり取材
11:00 02:00 21:00 東京 11:00 投信値決め
12:00 03:00 22:00 日銀政策決定会合 中東勢参入
13:00 04:00 23:00
14:00 05:00 24:00 東京 14:00 投信値決め
15:00 06:00 01:00 スイス勢参入
16:00 07:00 02:00
17:00 08:00 03:00 東京 東京引け 財務省記者会見
18:00 09:00 04:00 東京 海外勢による日本株見合いの為替取引
19:00 10:00 05:00 ロンドン 欧州経済指標の発表随時
20:00 11:00 06:00
21:00 12:00 07:00 ECB理事会
22:00 13:00 08:00 NY 08:30 IMM開始、米国経済指標の発表
23:00 14:00 09:00
24:00 15:00 10:00
01:00 16:00 11:00 NY 11:00 FED資金供給 米国指標
02:00 17:00 12:00 ロンドン 17:00 ロンドンフィキシング
03:00 18:00 13:00

 以上

2007年03月19日

湘南マラソン=52歳の初挑戦

3月19日(月)「湘南マラソン=52歳の初挑戦」

52歳にてマラソンに初挑戦。快晴寒し。まばゆい相模灘、真白き富士。緑の江ノ島。10キロ以上は未知の世界。遅いペースから35キロでさらに失速、37キロからは両モモ激痛でゴールまで歩いて辿り着く。5時間19分8秒。制限時間5時間40分にギリギリセーフ。オジさんの無謀な初挑戦でした。

 80歳代の方も含め参加者1万2千人。沿道の皆様、ボランティアの皆様、Qちゃん、千葉ちゃん、増田さん、徳光さん、間寛平さん激励ありがとうございました。毎月日本のどこかで開催されるマラソン大会。日本人は何故かくも走るのだろう。

2007年03月25日

年度末から短観へ、中国へ、G-7へ

今週の重要イベント「年度末から短観へ、中国へ、G-7へ」
3月26日(月)-3月30日(金)「今週の戦略」

今週の私の戦略(年度末取引もあるが、短観や統一地方選挙を織り込みやや円安か)

予想レンジ(ドル円116.50-119.50、ユーロ円155.50-158.50)

☆4月7日(土)に横浜ワールドポーターズで為替セミナーを開催致します。ぜひご参加ください☆

1.今週のマーケット「年度末から短観へ、中国へ、G-7へ」

円キャリーの巻き戻しから、円キャリーの復活で円安とも解説されているが、円キャリーは外国為替証拠金では簡単に円を貸し借り出来るがヘッジファンドや海外がやっている円キャリーは簡単に、素早く借りたり返したり出来ない性質のものだ。円キャリーとは関係のない、
世界同時株下げを理由に円を買った投機筋が、本当の円キャリーの人が投げてこないので、慌てて円を売り戻しているだけだろう。円キャリーの総本山でもある日銀の外貨準備や日本の個人の外貨証拠金でのスワップ狙いが投げれば巻きもどしと言えるがその兆候はまったくなかった。

さて年度末最終週となった。金曜日の仲値で平成18年度の外貨資産を企業は引きなおす。当日の仲値は通常のゴトビの数倍のドル需要がある。ただ海外利益の円転もあり、幾分かは相殺される。普段より各銀行が慣れない大玉をさばくので、荒っぽい相場となろう。年度末が終われば4月は早速日銀短観や統一選挙がある。両方とも円にネガティブな感がする。その織り込みを今週することとなる。海外ではNZは貿易収支やGDPがある。独もIF0や雇用統計がある。米国は注目の住宅関連指標の新築住宅販売やバーナンキ議長の議会証言や講演もあり、週を通じて材料には事欠かない。その中で円はジリ安推移しよう。高金利通貨に対しても同様だろう。ポイントは一目の雲の中に突入できるかどうか。また同時株下げの高値と安値の半値の118円39銭をクリアーできるかどうかだろう。
 先の話だが短観、統一選挙が終われば、中国温家宝首相来日、また4月G-7なども頭に入れ始めたい。

 「注目指標」

26(月)日銀議事録 、NZ 貿易収支、米 新築住宅販売件数
27(火)日 企業向けサービス価格指数、独 IFO、米 消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数
28(水)NZ 住宅建設許可、米 耐久財受注、バーナンキ議長議会証言
29(木)日 小売売上、独 雇用統計、米 失業保険、4Q GDP確報値
30(金)年度末取引、仲値で決算、日 雇用統計、家計調査、CPI、鉱工業生産、為替介入額、NZ 4QGDP、ユーロ圏消費者信頼感指数、CPI、失業率、米、バーナンキ議長講演、 個人所得、PCEデフレーター、シカゴ購買部協会景気指数、建設支出、ミシガン大消費者信頼感指数

2.高金利特集「円安、ドル安、ユーロ安で英連邦通貨高」

先週後半奇妙なことが起こっていた。通貨インデックスベース(貿易加重平均ベース)ではドル安、円安、ユーロ安が進行していた。では対価で買われているのは何かというとポンド、カナダ、豪ドル、NZドル、南アランドなどの資源国、高金利通貨であり、英連邦通貨であった。この動きも日本の個人投資家のスワップ狙いの投資も影響しているだろう。ドルが下がれば他の全通貨が上がり、ドルが上がれば、他の全通貨が下がるという現象、ドルが基軸になった動きは最近なくなってきたようだ。ユーロの台頭によるドルの地位低下や、アジアでの中国の台頭による円の地位の低下のミックスでこのような現象が起きてきたのではないだろうか。きめ細かく各通貨の特色を学習しなければならない時代かもしれない。それはそれでやりがいがある。
  
3.為替と野球「マラソンもIT時代、チップ、写真」

 10キロ以上は走ったことはなかったが、52歳にて初マラソン(湘南国際マラソン)に挑戦した。結果は、9割完走、1割完歩でグロスで5時間19分7秒ネットで5時間15分54秒だった。グロスというのはスタートのピストルがなってからゴールするまで、1万人もの参加者がいるので、私のように遅いは後方からスタートするので、正式のスタート地点を通過するまで数分かかってしまう。その数分を差し引いたものがネットタイムだ。5キロごとのラップタイムも後刻教えてくれるようだ。それらはすべて支給されるチップが各キロごとの関門を通過する時に反応して記録されるようだ。1万にも出るようなレースではこのITチップがないと正確に時間は測れない。私はそのチップが本当に計測できるか不安だったが、既に湘南マラソンのホームページに自分の結果が出ていたので安心した。

また全選手のスタートの写真、途中の数ヶ所での走行、またゴール時点の写真も撮影されて、それもゼッケンナンバーを入力すると、自分関連のものが何枚かピックアップされる。昔の学校の遠足で自分の移っている写真を探し回る苦労はいらない。ゼッケンか到着タイムから自動的にピックアップされる。私の場合ゼッケンナンバーはTシャツに貼り付けて、その上に2枚も着込んでいた。どうせ暑くなるので途中で脱げばいいと思っていたが一向に暑くならず、ゼッケンは隠れたままであったので、写真を撮られても分類できなかったのだろう。ITを活用出来ないオジさんだ。ただゴールのタイム別でも写真が撮られていたのでそれは見ることが出来た。プロのカメラマンが撮っているので画像も鮮明だ。1枚1000円から額やロゴ付で1万円のものまである。記念に購入する人も多いだろう。私も次回完走出来る保証はないので2枚額付きでインターネットで注文した。なかなか商売上手だが、これもIT化によるものだろう。

多くのボランティアの献身で湘南マラソン大会は成功したが、ITが果たした役割も大きいと感じた。参加者総勢で約1万2千人。80歳の方も参加していた。神奈川県の方が8000人ほどで沖縄、北海道からも数十人参加していたようだ。目の不自由な方も伴走をつけて走っていらしゃった。東京マラソンといい湘南マラソンといい、もちろん交通を遮断して、迷惑をかけているだろうがお祭り効果で盛り上がったようだ
。果たして来年も開催されるのだろうか。都知事候補の浅野さんは東京マラソンの抽選にもれたとか、神奈川県知事選では松沢知事が出走、それを政治利用だと対立する自民党候補が批判した。与野党ともに、いや本当に走るのが好きな日本国民だ。


2007年03月29日

特別リポート「明日の年度末仲値のこと」

3月29日(木)「明日の年度末仲値のこと」

明日の年度末の仲値のことが話題になっている。1年に1回のイベントだ。通常は銀行に持ち込まれる仲値ベースの取引は全体で平均して200本から300本(2億ドルから3億ドル=1本は百万ドル)のネットドル不足になる。その結果東京市場では午前中はドルが底堅い展開となる。

また月曜や金曜、ゴトビなどはそれより多い。ドル不足が500本を超えるとかなり多い感じがしてドルは上昇する。年度末はそれが数倍から10倍程度に膨らむのだが、決算の為の外貨利益の円転(円買い)があるのでかなりの部分が相殺される。ただ正確に予想することは、銀行すべてにヒアリングすることになるので難しい(JTのギャラハー買収かどうかわからないが特殊玉も出る)。

 ただ大きく動くことはある。何故ならば普段は10本とか20本のドル不足の銀行も50本、100本のドル不足の取引をすることとなる(なかにはドル余剰の銀行もある)と、かなりプレッシャーがあるので慌てて買い上げたり、売りまくったりする。銀行全体では過不足はそれほど大きくなくても、全体の数字より自行の分を必死にカバーするので乱高下しがちだ。相手がいくら持玉があるかわからないのが不安の要因だ。
 例えば個人で普段10万ドルのポジションを持っている人が急に100万ドルのポジションを持つこととなると冷静ではいられなくなるからだ。終わって見ればたいしたことのない動きになるかもしれないが、当事者はなかなか大変なのが年度末仲値の取引だ。部外者は勘だけでやったり、ギャンブル性のある時間帯となる。これを嫌う人は明日の午後からやり始めればよい。