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2007年01月 過去の記事

2007年01月29日

今週の重要イベント 「FOMC、ポールソン長官証言



1月29日(月)-2月2日(金)「今週の戦略」

今週の私の戦略:120円台で押し目買い、122.50以上で売り

(予想レンジ ドル円120-123、ユーロ円155-158)


1、今週のマーケット

 
昨年までの7年は概ねドル安円安の流れであった。ドルはユーロドルや円以外の主要通貨に対して弱かった。一方円はドルに対してはマチマチの動きであったが、他主要通貨に対しては弱かった。今年は少し異変があり、ドルはユーロと円双方に対して強い。また円はこれまでのような独歩安の動きにはなっていない。ただ個人の外貨投資の勢いはまだ衰えず、円買いをしているのは海外勢が中心だ。 

 ドル高円安、ユーロ安の要因としては1月は見送られたといえども日銀の利上げが視野に入っていること、ユーロはドイツのVAT(付加価値税)の引き上げで先週IFO指数が低下したように景気減速の兆しがあること、2月8日のECB理事会も昨年ほどの断定的な利上げ予想がないこと、2月9日からのG-7ではやはり人民元安とともに円安も議論されることが予想されることなどだ。

 米国経済指標の持ち直しもあり、今週もドルがユーロや円に対して底堅く推移するものと予想する。FOMCでは金利は据え置かれようが声明に気をつけたい。また31日にはポールソン財務長官が議会で為替報告や対中経済戦略対話について証言する。

 ドル円の今後のポイントは円買い介入した歴史的な最円高レベルの125円だろう。
 テクニカルではドル円は121円10銭以下の長い下ヒゲが支える。ただボリンジャーバンドの上限で揉んでいる。ユーロドルは下向きになった5日線、21日線が90日線を下抜くか、再び一目均衡表の下で推移することになるか。

 オセアニア通貨はNZ、豪ともに貿易収支の発表がある。原油価格下落は両国のCPI低下に繋がったが、輸入金額減少にも影響すれば貿易赤字は縮小するかどうかを見たい。


【注目指標】

(日本) 月 小売売上、火 雇用統計、家計調査、鉱工業生産
(米国) 水 GDP FOMC、建設支出、シカゴ購買部協会景気指数、木 個人所得支出、PCEデフレーター、ISM製造業景況指数、米 雇用統計、製造業受注、ミシガン大消費者信頼感指数
(欧州) 水 ユーロ圏 消費者信頼感指数 PPI
(オセアニア) 水 NZ 貿易収支、金 豪 貿易収支


2.「高金利トピック=南アランド」

 高金利通貨の取引は豪ドル円、NZ円に続き、南アランド円も人気が急騰している。
スワップの受け取りを狙う時はある程度長期に持たないと効果が出てこない。1年、2年と保有していくとその旨みがわかってくると思う。少々の為替変動は金利の受け取りがカバーしてくれる。変動が気にならないようまでレバレッジを下げて頂きたい。

 オーストラリアやニュージーランドは1974年の英国のEU加盟でその貿易相手先としての恩恵を失い景気が低迷した。その後改革を続け、地下資源や農産物資源を基に中国へ輸出を増加させ先進国経済と同様な堅調さを続けている。

ただ南アフリカ経済は1992年に漸くアパルトヘイト政策を放棄して経済改革や 白人と黒人の融和が始まったばかりだ。前大統領マンデラ氏も20年かけてゆっくりと白人との摩擦を避けて改革していく声明を出してまだ10年経ったばかりだ。オーストラリアやニュージーランドとはまだ成長段階が違うので長い目で見ていきたい。高い失業率や治安の問題もあるが、地下資源、ドイツや日本の自動車会社の進出から輸出の増加などいい面も出てきている。じっくりとポジションをキープしたい。


 3.「為替と野球」

 為替取引とスポーツと比べることがよくある。あるものはバスケットボールと似ているという。時々相場の展開が急に変わるのがインターセプトされて反撃することと似ているのだろう。私も恥ずかしながら長く野球をやってきたものとしては、試合のリズムと為替の1日の流れが似ているように思う。

 デイトレといっても1日9時間程度すると思えば1時間1イニングと考える。上がったり下がったりの打撃戦あり、動かない投手戦、一方的な流れになることもある。またいくら苦しい戦いでもその9時間、9イニングの中では勝つチャンスが必ず2,3度あり、そこを集中してどう掴むかがその日の分岐点になると思う。また野球で前半においても後半のゲーム展開や最後の締めをどうするかの読みも為替取引の先を読むリズムに似ていると思う。